オランダの家探し

今日はオランダの家探しについて。
オランダに来る前に住んでいたニューヨーク、ロンドンでは、どちらも日本人のコミュニティーができ上がっていて、情報はそのサイトで得られました。例えばロンドンならMixB。ここで家探しも、バイト探しも、セカンドハンドの売買(引越しセール)も、イベント情報も、ぜーんぶ揃っているので、とりあえずロンドンの生活を始めることはできます。でもオランダは、探しても探してもこういう便利なサイトが出てこず、どうやって家を探したらいいかすらわからないまま入国するこになって、すごく不安でした。実際に住んでみて少しずつ知ったことがたくさんあるので、誰かのお役に立てたらと、私の体験の範囲内ですがご紹介します。

目次

心してかかるべし

まずお伝えしたいのが、オランダの家探しを甘く見ないほうがいい、ということ。新学期の9月あたりだと特に、本当に、全っ然見つからないので、とにかく初めから本気でやってください。
わたしは、贅沢言わなければすぐ見つかるだろうと、AirBnBで2週間お部屋を予約し、その間に探すつもりでやってきましたが、結局一年そこに住み続けました。二週間ではかすりもせず、そうこうしている間に学校は忙しくなるし、家は見つからないし、焦るし、家は見つからないし。。。大家さんが気に入ってくれて、家賃を大幅に値下げしてくれたり良くして下さったこともあり、めちゃめちゃ延長して住みました。

情報はfacebookが主流

学生のオランダ家探しの主流ツールは、facebookグループです。

  • Den Haag Housing
  • The Hague / Den Haag Housing
  • Den Haag (the Hague) | Apartment, Room, House | Appartement, Kamer, Huis
  • Amsterdam Apartments 4 Rent
  • Amsterdam | Apartment, Room, House | Appartement, Kamer, Huis 等

facebookで部屋探しを始めてすぐ、一つの投稿に何十件もコメントがつくのをみて、競争率の高さを目の当たりに。コメントのつくスピードたるや、怖気付きそうになりますが、負けじとコメントやメッセージで内見できるか聞いてみましょう。facebookはシェアの物件が多め。

まるごと借りる場合

もちろんアパートをまるごと借りることもできます。その場合は不動産屋が間に入っていることがほとんどです。人づてに先輩の家を引き継ぐなどでない限り、不動産屋さんを介さないパターンをほとんど知りません。

一般の物件

手順的には、物件見つけて、不動産屋さんにアポとって、内見をして、必要な書類を提出して、契約する、というごく普通の流れでふむふむって感じですが、もちろんそんなにすんなり行きません。

物件情報サイトでよさげな物件をみつけて、記載の不動産屋に連絡
とにかく競争が激しいので、見つけたら即連絡しないと、一瞬でなくなります。
内見はあちらの都合にあわせて、いつでも行きます!5分後でも行きます!くらい食いつかないと、あぁーん、その日は都合が悪いの、とか言ってると、あら残念、グッドラック〜!って切られてしまいます。
日時指定されたらガブッと食いつく!

物件情報サイト:
Pararius  funda  kamernet

内見
いざ内見、ツアーかと思うほどライバル達が大勢集っていて、不動産屋さんは、みなさんどうぞ好きにみてね〜、気に入ったら早く言ってね〜!という感じで、家の中を何組もが一斉に内見。
ここがいい!と思ったら、ドア出てその手で、予め用意しておいた必要書類をポチッと送るくらいでないと先をこされます。

書類提出
早いに越したことはないですが、早い者勝ちってわけでもないのが辛いところ。早く意思表示した人の中から、大家さんのお眼鏡にかなう人が選ばれます。
中でも一番重要なのが、収入証明。物件や街によって異なりますが、だいたいは家賃の3倍の収入が最低条件です。それが証明できなければ、半年〜1年の家賃を前払いで納得してもらえることも。学生なら、保護者の収入証明で代用します。わたしが必要だった書類は以下の通り。

・パスポート/運転免許証
・直近の大家さんからの推薦状
・銀行のキャッシュカード
ー働いている場合ー
・雇用契約書
・直近の給与明細
・給与の振込がわかる口座の出入金記録
ー学生の場合ー
・在学証明書
・保護者の誓約書
・保護者のパスポート/運転免許証
・保護者の収入証明
・保護者/奨学制度からもらう毎月の援助額の証明

契約手続きへ
無事選んでもらえたら、あとは不動産屋さんの指示に従って、契約書を交わすのみです。ここまできたら一安心。

学生物件

もちろん上記の方法で探すのもありですが、それに加えて学生には、学生アパートという選択肢があります。

学校で勧められるのは、DUWO。
https://www.duwo.nl/

これは学校が勧めてきますが、学校が管理しているものではありません。DUWOのシステムは独特で、初めどういうシステムなのかさっぱり理解できませんでした。
DUWOは、オランダ各地にある学生一人暮らし用アパートを管理している不動産屋のような位置付けで、DUWOを利用するために、まず登録料を払ってアカウントを作る必要があります。私が登録した2015年は、38ユーロでした。
流れは一週間が一サイクルになっています。

  1. 今週の空き部屋リストから、気に入った部屋を一つ申し込む
  2. 週一回(確か火曜日)当選発表があり、当たれば内見の権利がもらえる
  3. 内見で気に入れば、契約手続きへ

これの恐ろしいところは、応募数が半端ないこと。一つの空き部屋に何十人も、多い時には100人以上申し込みます。こんなのに当選してしまったら、この先の運を使い果たしてしまうんじゃ…
が、実はこれ、純粋な抽選ではないのです。どれだけ長いこと待っているか、どれだけハズレているか、という実績で、優先ランクが上がっていきます。なので、辛抱強く待てば、いつか必ず自分の番がきます。希望の物件に申し込むと、現時点で何人申し込んでいて、その中で自分の優先順位が何位か見られるようになっています。

想像に容易いですが、この待ち時間は相当長いです。私の場合、9月から学校が始まって、順番が回ってきたのは次の年の5月辺りでした。学校に行くことが決まったらすぐに申し込むべし!
ただし、内見を3回断ると、ランクが下がってしまうので、内見に行けない状況(まだ日本にいるとか)の場合には要注意。

床がない!

オランダの家事情で一番驚いたのは、床がないこと。前の住人は、床をはがして元のコンクリートの状態にして退去する義務があり(そのまま置いといてくれ〜)、新しく入居すると、床貼りから始めなければいけません。特にDUWOの学生アパートは床がないところが多いと聞きます。(学生やぞ!そんな余裕ないわ!)私が内見に行ったところも床がなくて、噂にはきいていても、衝撃でした。

単独物件なら、家賃補助もあり

我々移民で、しかも学生でろくに税金も納めてない立場で、あまり大きな顔していただくのは忍びないのですが、オランダには住宅補助の制度があります。条件は、収入が少ないことと、元々の家賃が規定の家賃上限を超えていないこと。2021年の家賃上限は、€ 752,33/月です。つまり、ちゃんと身の丈にあった家を借りていて、それでも収入が追いついていない場合には、国から補助がいただけるという、学生には非常にありがたい制度です。補助額は収入によって異なりますが、最大で300ユーロ程。将来ちゃんと働いて税金納めますと心に誓って、ありがたく利用させてもらうのもありだと思います。

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